薬剤師と脚気
現代ではさほど恐ろしい病気ではありませんが、まだ、原因が不明だった時代には脚気は死にいたる恐ろしい病でありました。
脚気が起こってしまう原因としては、ビタミンB1が不足する事によって起こるものであります。
現代の様に、食に恵まれている時代でなかった頃には、十分な栄養をとる事が出来ずに、脚気にかかり亡くなった方も多かったのです。
麦や粟にはビタミンB1が含まれていたので、その様な食材を日常に食べている、地方の人間には脚気が少なく、逆にビタミンB1が少ない白米を食べる都会の人間や、金持ちに、身体を酷使する、飛脚などに脚気が多かったことから、「江戸病」とも呼ばれていました。
現代では、ビタミンが足りないと感じたら、薬局などでサプリメントとして簡単に購入できますので、脚気は怖い病ではありませんが、その様なサプリメントが無かった時代は、ビタミン剤も立派な薬剤であったので、脚気は医者や薬剤師にかからなければ治らない病気だったのかもしれません。
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